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Column コラム

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私たちは日常生活において、様々な活動や状況で怪我をする可能性があります。様々な活動、特にスポーツの場などで予期しない動きや転倒などに対応できる能力が欠けると怪我に繋がりやすくなります。そのため日頃から怪我をしにくい身体作りをしていくことで怪我が避けられる場合があります。そんな怪我をしにくい身体づくりにはピラティスが大変有効です。同時にピラティスは怪我をしてしまった際のリハビリとしても非常に効果を発揮します。今回はそんなピラティスと怪我をしにくい身体作り、そして怪我をした際のリハビリ効果についてご紹介します。

怪我をしにくい身体づくり

筋肉の不均衡を修正する

ピラティスは、怪我の原因となることが多い筋肉の不均衡に対処します。生活習慣や運動習慣の偏りは一部の筋肉が弱まったり、緊張してしまったり、左右の筋肉量に差が出るなど筋肉の不均衡が出ることがあります。そうした筋肉の不均衡は身体のバランスを崩し、怪我を引き起こしやすくしてしまいます。

ピラティスはこうした筋肉の不均衡を正すことに重点を置いています。一度に片側ずつ効果を発揮するエクササイズを行うことで身体の両側の筋肉が均一に発達します。レッスンではインストラクターがあなたの動きを見ながら身体のアンバランスを特定し、フォームを修正します。その後、強度の差異を修正するようなエクササイズを行います。こうして筋肉の不均衡を修正していくことで将来の怪我を防止することができます。

姿勢を改善する

悪姿勢が習慣化すると身体の重心がずれてしまいます。すると重心のずれた身体を支えようとして筋肉や関節に余計な負担を与え、そこから肩こり・腰痛・関節痛などを引き起こしてしまいます。こうした不調を抱えたまま様々な活動を行うと、その不調を庇おうとして身体の他の箇所に余計な負担を掛けてしまい、怪我に繋がります。

ピラティスでは日常の不調の多くが悪姿勢から来る、という考えの下に正しい姿勢を身につけ意識することを重視しています。そのため、正しい姿勢を保持するための体幹のコアマッスル(腹横筋、横隔膜、多裂筋、骨盤底筋群)や脊柱起立筋など背骨周りの筋肉を強化するエクササイズが豊富にあります。また常に正しいアライメント(骨と骨の相互関係、骨や関節が本体あるべく位置にあるか、左右バランスが取れているか)を意識し、確認していきます。こうして正しい姿勢を身につけていくことで身体に余計な負担がかからず、怪我を防ぐことに繋がります。

しなやかな身体をつくる

身体が硬く、関節の可動域が不足していると怪我を引き起こしやすくなります。柔軟性が高ければ不意に起こる衝撃を九州したり受け流すことができます。また様々な活動・スポーツの中で行う動きをスムーズにして身体の各部位への負担を減らすことができます。

ピラティスは多くの動きがストレッチ効果もあり、筋力を鍛えながら伸ばすことができ柔軟性を向上させます。また、柔軟性は単に高ければいいという訳ではなく、身体をスムーズに動かせるだけの筋力や関節の安定性が必要です。ピラティスでは柔軟性を向上すると共に、インナーマッスルを鍛えて関節を安定させます。そのため、しなやかで怪我をしにくい身体となる効果が期待できます。

怪我をした時のリハビリエクササイズ

⚠️リハビリにおけるピラティスは正しい方法で行わなければ、逆に悪化させることもあります。医師の診断の上で、有資格の専門家の指導のもとで安全に行うことが非常に重要となります。

一人ひとりに合ったエクササイズができる

ピラティスは元々傷病兵のリハビリが起源となっています。寝たきりの患者でも怪我を悪化させることなく安全に、身体に負担をかけず筋力強化ができます。怪我の状態や痛みに応じて、負荷を増減したり、一人ひとりに合ったエクササイズを選ぶこともできます。

エクササイズは衝撃が少なく身体に優しい動作が多く、寝たまま、または座った姿勢で痛みを伴わずに行うことができます。また患部を避けたり、症状によって強化したい部位を選ぶなどのターゲットを絞った筋力強化ができるのもピラティスの特徴です。こうした一人ひとりに合わせた柔軟性のが高さはピラティスがリハビリに取り入れられやすいメリットの一つです。

体幹を強化して身体を安定させる

ピラティスでは前述のようにコアマッスルを中心に体幹の筋肉を強化させることに重点を置いています。これらの筋肉は、背骨、骨盤、股関節をサポートするため身体が安定しバランスを保つ能力が向上します。そうすると正しい姿勢や動作などあらゆる日常生活の動きの安定した基盤となります。

同時に柔軟性と可動域を向上させるため、身体が機能的になり、手足の動きがスムーズになります。こうして体幹の強化によって身体が安定すると、動きが効率的で機能的となり怪我の再発を防ぐことができます。これはリハビリとして効果的であると同時に将来的な怪我の予防にもなります。

心を落ちつかせる

リハビリは時に不安感やストレスなど精神的にネガティブな影響を与えます。ピラティスはその呼吸法や動き、身体への意識などが自律神経を整えるため、そうした不安感やストレスの解消に効果的と言われています。またこれまで紹介してきたような、これからの生活に役立つ筋力強化・姿勢改善などで身体を整えることで再度の怪我への不安を取り除くことができます。つまり、肉体的側面だけでなく精神的なリハビリ効果にもなると考えられています。

まとめ

ピラティスは怪我の予防とリハビリに効果的なエクササイズです。筋肉の不均衡を正し、姿勢を改善し、しなやかな身体をつくるなど怪我をしにくい身体づくりができます。そして怪我をした際でも一人ひとり合わせたエクササイズが組める柔軟性、身体と心を安定させる効果などからリハビリ効果が非常に高いです。怪我は誰しもが避けたいですが、ピラティスを生活に取り入れることで怪我のリスクを減らし怪我からの復帰を効率的に行うことができますよ♪

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