ピラティスは「簡単」!?実は取り組みやすいエクササイズ☆
「ピラティスは簡単?難しい?」
「ピラティスを始めたいけれど、難しそう」
「運動が得意じゃないから、続けられるか不安」
――美ボディの上級者のエクササイズをSNSなどで見ていてそんな不安を感じている方、意外と多いのではないでしょうか。ですがピラティスはリハビリを起源としてきた経緯があり、決してハードな動きばかりではありません。初心者でも、高齢の方でも、身体に制限のある方でも老若男女、誰でも取り組むことができるエクササイズです。もちろん、ステップアップしていくに連れ、難しい動作もありますが、取り組みやすさの点から言うとピラティスは誰にでも「簡単」に取り入れられるエクササイズと言えます。今回は「ピラティスってなんだか難しそう」というイメージを解消し、初心者の方でも簡単に始めてみよう!と思える理由や、不安への対応策などをご紹介します。
ピラティスは簡単に取り組める?
ピラティスはリハビリが起源
ピラティスというと、体操や筋トレ、またヨガに似ているイメージを持つ方も多いかもしれません。確かに、姿勢を整えたり体幹を鍛えたりする点で共通点はあります。しかし、ピラティスはリハビリから生まれた背景をもつことが大きな特徴です。創始者であるJ. H. ピラティス氏は負傷兵のリハビリから、バレエダンサーや身体に痛みや制限のある人々が安全かつ効果的に身体を動かすことを目的に現在のピラティスとなるエクササイズを考案しました。そのため、一つひとつの動きは身体に無理をさせず、段階的に負荷を調整できる仕組みになっています。
身体に優しく簡単に取り組み始められる
ではピラティスは「簡単」と言えるのでしょうか。エクササイズ自体は慣れるまで難しく感じることもあるかもしれません。また上級者となるとかなり難しい動きのエクササイズもあります。ただし、ピラティスに取り組み始めること自体は「簡単」と言えるでしょう。この理由はまず「身体に優しく取り組むことができる」ためです。筋肉を極端に酷使したり、関節に大きな負担をかけたりするのではなく、呼吸や姿勢を整えながら少しずつ深層部の筋肉(インナーマッスル)を意識的に働かせていきます。身体を傷めない範囲で繰り返し行うことで、じわじわとインナーマッスルや弱い部分の筋力アップが見込めます。そのため、運動が苦手な人でも、ハードな筋トレのような敷居の高さを感じずにスタートできます。
微調整の要素で取り組みやすい
また、取り組み始めることが「簡単」と言えるもうひとつの理由として、ピラティスの動きには微調整という要素が多分に含まれていることが挙げられます。たとえば、「背骨を一つひとつ動かす」イメージを大切にするエクササイズでは、身体のどこの部位を動かすかに意識を向けることが重視されます。これにより、動き自体はゆっくりとしたものが多く、じっくりと集中できます。突発的に激しい動きをすることが少ないので、初心者でも取り組みやすく、必要以上の不安を感じずに始められるといえます。
簡単に取り組める動きから始められる
ピラティスには、豊富なバリエーションのエクササイズがあり、初めて行う方でも簡単に取り組むことができる動きが数多く存在します。SNSなどで見かける上級者向けの派手な動きは、確かに高い柔軟性や筋力を要するかもしれません。しかし、そのような高度な動きを目にして「ピラティスは自分には無理そう…」と感じる必要はありません。実際には、身体に負担の少ない姿勢や、ゆるやかに動きをコントロールするエクササイズから始めることが可能だからです。
たとえば、仰向けやうつ伏せのシンプルな姿勢で、一部分の筋肉を意識して動かすエクササイズや、背骨を一つひとつ動かす感覚を大切にするような動きは、身体への負荷が軽く、初心者でも取り組みやすいでしょう。ゆっくりとしたペースで呼吸に合わせながら行うことで、身体が硬い方や運動習慣がない方でも、無理なく自分のペースで始められます。こうした小さな動きを重ねるうちに、体幹周辺の筋肉が徐々に覚醒し、バランス力や柔軟性が高まっていくのがピラティスの特徴です。
また、最初は「こんな動きで本当に効果があるの?」と思うくらい地味に感じる場合もありますが、正しいフォームを保ちながら意識的に筋肉を働かせることで、姿勢改善や体幹の安定といった効果をしっかり実感できるようになります。そういった意味でも、「初心者向け=物足りない」ということでは決してありません。段階的にコントロールと集中力を身につけられるので、続けるほどに「自分の身体を扱うのが簡単になってきた」という手応えを得られるのが、ピラティスの大きな魅力と言えるでしょう。
ピラティスに取り組む際の不安解消ポイント
一度で完璧にこなそうとしない
「ピラティスは簡単に取り組むことができる」といっても、実際にレッスンを受けてみても「ここはどう動かせばいいの?」と戸惑うことがあるかもしれません。特に、運動経験が浅い方や自分の身体のどの部分に力を入れるか把握しきれていない場合、最初は難しく感じることもあるでしょう。そんなときに大切なのは、「一度で完璧にこなそうとしない」ことです。正確なフォームや呼吸法を追い求めすぎて、かえって身体の力みや緊張が強くなってしまうと、本来のピラティスのメリットを得にくくなります。
また、ピラティスは「呼吸」が非常に重要な要素です。呼吸を意識的に行うだけでも、体幹の筋肉が働きやすくなり、動きがぐっと安定します。しかし慣れないうちは、「吸って」「吐いて」という動作だけで頭がいっぱいになることもあるでしょう。そんなときは、まずは呼吸に合わせて身体を動かすことを意識すると良いかもしれません。あまり細部にとらわれすぎず、身体の動かし方にある程度慣れた段階でフォームを見直すほうが、スムーズに上達しやすいのです。
自分の身体の声に耳を傾ける
さらに、ピラティスを行う際には、自分の身体の声に耳を傾けることもポイントです。リハビリ起源のメソッドであるからこそ、身体に痛みや違和感を感じるようであれば、無理は禁物です。動きを小さく調整したり、難易度の低いエクササイズに立ち戻ったりすることは、決して「後退」ではありません。ピラティスの概念そのものが「コントロール」「集中」「意識化された動き」を重視しているため、着実に進めていけば自然と身体が覚えてくれます。結果的に、不安に思っていた方でも、「自分のペースで続けていたら、いつの間にか慣れてきた」という実感を得られやすくなるでしょう。
インストラクターに相談しよう!
そしてやはり最も頼りにすべきはインストラクターです。しっかりしたスタジオの有資格インストラクターなら初心者から上級者まで、苦手意識を持つ方、不安に思う方のサポートをしっかり行ってくれます。少しでも不安なポイントや「こうなりたい」「この動きが分からない」「思うような動きや呼吸との一致ができない」などは遠慮なく相談してみましょう。インストラクターはプロなのであなたに合った最善の方法を導き出してくれます。
まとめ
「ピラティスに取り組むこと」は決してハードルが高いものではなく、そうした意味では簡単に始められるエクササイズと言えます。まずは基本の動作から取り組んでいくことで、しっかりと必要な筋肉が働き、無理なく体幹や身体の各部位を意識できるようになります。更に自分の身体の声に耳を傾け、無理せず呼吸などのポイントを抑えていくことで、気づいたときには「以前より姿勢が良くなった」「身体のコントロールがしやすくなった」など、多くのメリットを感じることができるでしょう。ご自身のペースで「ピラティスは難しそう…」というイメージを払拭し、一つひとつのエクササイズを楽しみながら続けてみてください。続けるうちに、身体の内側から生まれる変化をきっと感じられるはずです。今こそ、一緒にピラティスを「簡単」にスタートして、健康的で心地よい身体を手に入れましょう。
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