FlexFit ピラティス・ワークアウト 綱島・大倉山

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2023年4月20日公開(2026年1月27日更新)

マシンピラティスを行なっている女性、ピラティスとは何かを分かりやすく行なっている様子

近年、マシンピラティスを中心にピラティススタジオが急増し、これまで馴染みのない方でも「ピラティス」という言葉をSNSやメディアで耳にする機会が増えています。一方「具体的にどんな運動なのか分からない」「ヨガや筋トレとどう違うのか説明できない」という方は少なくありません。また、ピラティスを「ティラピス」「テラピス」と言い間違えてしまうケースも多く、言葉の意味や背景が曖昧なまま認識されていることもあります。

本来、ピラティスは見た目の運動量や流行性だけで語られるものではなく、「身体をどのように使い、整えていくか」という明確な意味と背景を持つエクササイズです。今回はピラティスの意味として「ピラティスとはどのようなエクササイズなのか」を詳しく解説します。特に初心者や未経験者の方に向けて、名前の由来や言い間違い、どのような目的で行われる運動なのか、レッスンの種類や受講スタイル、スタジオ選びで知っておきたい考え方、主な効果やどのような人に向いているのかまでを整理していきます。

→ピラティスの起源や種類、効果、ヨガとの違いは別のコラムでも解説しています。

ピラティスの意味とは?名前・語源・起源の整理

マットピラティスを行なっている女性-ピラティスとはどういう意味なのかを表現

まずは、「ピラティス」という言葉が何を指しているのか、その成り立ちや背景から確認していきましょう。

ピラティスとは何を意味する言葉?

ピラティスとは、20世紀初頭にドイツ人のJ. H. ピラティス氏(ジョセフ・H・ピラティス) によって考案されたエクササイズメソッドの名称です。「ピラティス」という言葉自体に特定の翻訳上の意味があるわけではなく、創始者の名前がそのまま運動法の名称として使われています。

J. H. ピラティス氏は幼少期から病弱で、自身の体を強くするために体操やヨガ、武術など東洋・西洋のさまざまな身体技法を研究しました。第一次世界大戦中には、戦争で負傷した兵士のリハビリを目的とした運動法として改良を重ね、エクササイズとして確立させました。

ニューヨークにボディメンテナンスのためのスタジオをオープンすると、この独特なエクササイズ法は、特にダンサーやバレリーナといった舞台芸術家の間で高く評価されました。身体の軸を安定させ、しなやかで効率的な動きを身につけられる点が支持され、そこから世界中へと広がっていったのです。

「ティラピス」「テラピス」は何が違う?その意味は?

ピラティスを「ティラピス」「テラピス」と呼んでしまうのは、日本ではよく見られる言い間違いです。
結論から言えば、「ティラピス」や「テラピス」という運動が存在するわけではなく、すべて「ピラティス」を指しています。

外来語として音がなじみにくかったことや、イタリアのスイーツ「ティラミス」など似た音の言葉と混同されたことが原因と考えられます。検索キーワードとしては「ティラピス」「テラピス」も一定数存在しますが、意味としては正式名称であるピラティスと同一のものです。

本来の名称「コントロロジー」が示す意味

J. H. ピラティス氏は、自著「Return to life through Contrology」の中で「コントロロジーは身体を均一に発達させ、間違った姿勢を正し、身体の活力を回復させ、精神を活性化し、精神を高揚させる」と述べており、これがピラティスの原点となります。
ここで言うコントロロジー(Contrology)とは「Control(制御)」と「〜logy(学)」を組み合わせた言葉で、「身体を意識的にコントロールする学問」という意味を持ちます。

この名称が示す通り、ピラティスの本質は筋肉を大きくすることや、ただ身体を動かすことではありません。自分の身体を理解し、正しい動きへと導くためのエクササイズである点が、ピラティスの大きな特徴です。

ピラティスとはどんなエクササイズ?何を目的としているのか

マシンピラティスを行う女性-何のためのエクササイズなのかを表現

ピラティスの意味をより深く理解するためには、「何のために行う運動なのか」を知ることが欠かせません。

ピラティスの基本的な目的

ピラティスは姿勢の改善や柔軟性の向上、筋力やバランス力を高めることで、身体を効率よく使える状態へ導くことを目的としています。表層の筋肉だけでなく、身体の深層にある小さな筋肉=インナーマッスルを意識的に使うことで、背骨や骨盤、関節を安定させ、日常生活での動作をスムーズにします。

動きは一見するとゆっくりで地味に見えることもありますが、その分一つひとつの動作を丁寧に行うことが求められます。運動量の多さよりも「質」を重視する点が、ピラティスの大きな特徴です。

またピラティスは肉体的な点に注目されがちな一方、「動く瞑想」とも呼ばれるほどメンタル面にも大きな効果をもたらすと言われています。エクササイズ中に身体や動きに集中させること、呼吸と動きを合わせることなどから精神的な安定を促します。このようにピラティスは肉体的・精神的に身体を整えることを目的としています。

ヨガや筋トレとの違い

ピラティスはヨガや筋力トレーニングと混同されがちですが、目的や考え方には違いがあります。ヨガは柔軟性や呼吸、精神面へのアプローチが強く、筋トレは筋力向上や筋肥大を主な目的とします。

一方でピラティスは、身体の使い方そのものを見直し、安定性や調整力を高めることを重視します。そのため、特定の筋肉だけを鍛えるのではなく、前述のように精神面を含めた全身のバランスを整える運動として位置づけられています。

→ピラティスとヨガとの違いは別のコラムで詳しく解説しています。

医療・リハビリの現場で活用される理由

ピラティスは元々負傷兵のリハビリとして開発されたため、老若男女、怪我をしている人や妊娠している方でも、また運動経験の有無を問わず安全に取り組むことができます。その効果の高さから、近年では日常生活における身体の問題点や、動作の癖による負担を改善するためのエクササイズとして理学療法士が医療現場で取り入れる例も増えています。
このように、ピラティスはフィットネスの枠を超え、「身体を整えるためのエクササイズ」として幅広い分野で用いられています。

→ピラティスがリハビリに効果的な理由は他のコラムで解説しています。

ピラティスの種類と受講スタイルを知る

複数名でレッスン種類の一つであるマットピラティスを、受講スタイルの一つであるグループレッスンで行っているスタジオの様子

ピラティスには、行う方法や受講の仕方にいくつかの選択肢があります。ここでは、初心者が混乱しやすい「種類」と「受講スタイル」を整理して解説します。どの種類・受講スタイルが適しているかは、目的や運動経験など人によって異なります。重要なのは、種類とスタイルの違いをしっかりと理解したうえで、自分に合った方法を選ぶことです。

ピラティスの種類|マットとマシン

ピラティスは大きく分けて「マットピラティス」と「マシンピラティス」の2種類があります。

マットピラティス

マットピラティスは、自分の体重を負荷としてマットの上で行うエクササイズで、場所を選ばず取り組める点が特徴です。プロップスと呼ばれる小道具を使うことで、よりバリエーション豊かな動きも可能になります。常に流れるような動きで反復的な動きを行い、負荷をかけて全身を鍛えます。あらゆる動きに使われる様々な筋肉、特にインナーマッスルが鍛えられ、関節を安定させます。そうして身体が本来あるべき自然な状態となるため、不調や姿勢の改善といった効果があります。また全身を引き締めるため、ボディラインが整い、しなやかな体をつくることができます。

→マットピラティスの手軽さだけじゃない魅力は別のコラムで解説しています。

マシンピラティス

マシンピラティスはリフォーマーをはじめ、キャディラック、チェア、ラダーバレル、スパインコレクターなどの専用マシンを使用して行うエクササイズです。マシンが動きをサポートし、マシンが動きをサポートし各パーツを使って負荷を細かく調整できるため、アスリートからお年寄りや初心者まで一人ひとりに合った使い方が可能です。

マットに比べてエクササイズの種類が豊富で、細かな動きを行うことができます。また、マシンがサポート・ガイドしてくれるので自然と正しいフォームを身に付けられます。正しいフォームが身に付けば、正しい姿勢となり身体の負担も軽減できるので、無理をせず鍛えることができ、ケガの防止にも繋がります。一見、難しそうな印象がありますが、自身に合わせた負荷の調整ができる上、動きをガイドしてくれるので、正しいフォームが身につくので、むしろ初心者の方にこそおすすめです。

ピラティスの受講スタイル|プライベート(パーソナル)とグループ

プライベート(パーソナル)レッスン

プライベートレッスンとは一人ひとり違う身体やニーズに合わせて柔軟に対応できるマンツーマンレッスンです。理想の身体作りに向けてインストラクターが最適なメニューをカスタマイズし、マシンやマットを必要に応じて使い分けます。インストラクターが付きっきりで受講者の動きや身体をチェックしてエクササイズを行うので、初心者の方でも正しいフォーム・エクササイズ方法をしっかりと身につけることができます。そのためボディメイクに理想的かつ最も効果が期待できます。インストラクターとマンツーマンなので、気兼ねなく質問などを行う事ができる上、自身だけのメニューを行っていくので無理なく続けやすいです。

グループレッスン

グループレッスンは、1人のインストラクターに対して複数の生徒で行うレッスンでマシンとマットがあります。他の方への指導を横で聞いたり、他の方の動きを見ることでよりピラティスへの理解を深められます。また他の方と一緒に切磋琢磨したい、情報交換を行いたい、など楽しみながら行うことができます。一方でプライベートと比べるとインストラクターが複数名を同時に指導するため、一人ひとりへの対応に少し制約が出てしまいます。

マシングループ

近年特にブームとなっているマシンピラティスのグループレッスン(マシングループ)は複数の受講者が一緒に同じメニューをマシンで行うことが一般的です。スタジオによって人数は異なり4〜6名程度の場合から20名ほどの大人数といったスタジオもあります。

マットグループ

マットを使ったグループレッスン(マットグループ)も多数の受講者が一緒に同じメニューをマットの上で行うことが一般的です。他の受講者と一緒に行うことで自身との違いを見つけ、動きや呼吸の理解がしやすくなります。また受講スタイルの中で最も費用がリーズナブルなので、無理せず頻度を高めやすいです。お友達などと気軽に楽しく継続しやすいです。頻度・継続は効果に直結しますし、家でも実践できます。スタジオによってはオンラインレッスンを用意している場合もあります。

セミプライベートレッスン

ご夫婦、カップル、ご友人同士など2名で受講することができるのがセミプライベートレッスンです。プライベート同様に必要に応じてマシン・マットを使い分けます。インストラクターはプライベートほど付きっきりにはできませんが、2名での受講なのでプライベートとグループのいいとこ取りができます。

最近流行りのマシンピラティスと本来の意味

最近流行りのマシンピラティスを行う複数の女性の様子

マシンピラティスの人気が高まる中で、その内容や考え方にはスタジオごとに大きな違いがあります。

リフォーマー中心のグループレッスンの特徴

近年増えているマシンピラティスのグループレッスンはリフォーマーのみを使う「リフォーマーピラティス」である場合が多くなっています。こうしたマシングループのレッスンは気軽に人気のマシンピラティスを楽しみたい方におすすめです。ただし人数があまりにも多いスタジオの場合、インストラクターが一人ひとりへの細かな対応を行うことが難しい場合もあるので、事前に注意が必要です。

→リフォーマーピラティス×グループレッスンの魅力と効果については別のコラムで解説しています。

本来のマシンピラティスの魅力

本来のマシンピラティスとは、リフォーマーだけでなく、キャディラック、チェア、バレルなど複数のマシンを目的に応じて使い分けることにあります。各マシンはそれぞれが得意とするエクササイズや身体へのアプローチが異なります。また同じエクササイズを行っても違うマシンであれば新たな気付きを得られる場合もあります。つまり目的に応じてマシンを組み合わせることで、マシンが他のマシンを補完し、効果をより幅広く、深いレベルで享受できるという点が、本来のマシンピラティスの大きな魅力です。

→多彩なマシンを使い分けるマシンピラティスの魅力は別のコラムで解説しています。

スタジオ選びで意識したいポイント

ピラティスは正しい動きを行ってこそ効果が期待できるエクササイズです。そのため、解剖学的知識を持つ有資格インストラクターが指導しているか、受講人数が適切か、レッスン時間が十分に確保されているかといった点は、スタジオ選びの重要な判断基準になります。

→ピラティススタジオの選び方のポイントを別の記事で解説しています。

ピラティスで得られる主な効果&向いている人

マットピラティスのグループレッスンを行う様々な女性たちの様子

ピラティスは、継続することで身体にさまざまな前向きな変化をもたらします。ここでは、ピラティスによって期待できる代表的な効果と、それがどのような人に役立つのかを整理して紹介します。

姿勢の改善と、身体への負担の軽減

ピラティスでは体幹のインナーマッスルを意識的に使うため、背骨や骨盤、関節が本来あるべき位置へと整いやすくなります。お腹まわりは内側から支えられ、背骨は自然なカーブを描くようになるため、無理のない安定した姿勢を保ちやすくなります。
こうした姿勢の変化は、猫背や反り腰といった見た目の改善だけでなく、肩こりや腰痛など、姿勢の乱れが原因となる身体の不調を和らげることにもつながります。日常生活での立つ・座る・歩くといった基本動作が楽になる点も、大きなメリットです。

→ピラティスの姿勢改善効果については別のコラムで詳しく解説しています。

柔軟性とバランス力の向上

ピラティスにはストレッチ要素を含む動きが多く、呼吸と連動させながら全身を動かすことで、筋肉や関節の可動域が少しずつ広がっていきます。また、左右差や身体の使い方の癖にも気づきやすくなるため、全身のバランスが整いやすくなります。
柔軟性とバランス力が高まることで、日常生活やスポーツにおける動きが安定し、転倒やケガの予防にも役立ちます。年齢を重ねても安心して身体を動かし続けたい方にとって、重要なポイントと言えるでしょう。

インナーマッスルの強化と、しなやかな身体づくり

ピラティスでは主に身体の深層にあるインナーマッスルを重視します。筋肉を大きくすることを目的とするのではなく、内側から身体を支える力を高めることで、引き締まったしなやかな身体づくりをサポートします。
インナーマッスルが働くことで、内臓が正しい位置に保たれやすくなり、動作の効率も向上します。その結果、「疲れにくくなった」「動きやすくなった」と感じる方も多く、見た目だけでなく機能面での変化を実感しやすいのが特徴です。

心身のリラックスと、幅広い人への適性

ピラティスは、動きに集中し呼吸を意識することで、心にも良い影響をもたらします。自律神経のバランスが整いやすくなり、ストレスの軽減や気分のリフレッシュにつながる点も、多くの人に支持されています。
こうした特性から、ピラティスは引き締まった身体を目指したい方はもちろん、姿勢の悩みや肩こり・腰痛を感じている方、運動不足やストレスを抱えている方にも向いています。また、妊娠中や産後、更年期など身体の変化が大きい時期の方や、高齢になり無理なく身体を動かしたい方にとっても、取り入れやすいエクササイズと言えるでしょう。

→ピラティスの心に与える好影響については別のコラムで解説しています。

まとめ|ピラティスの意味を知ることが、正しいスタートにつながる

ピラティスは単に身体を動かすための運動ではなく、「身体をどのように使い、整えていくか」という明確な意味と考え方を持つエクササイズです。名前の由来や起源をたどると、リハビリを基盤とし、身体の軸を安定させ、無理のない動きを身につけることを目的として発展してきたことが分かります。そのため、ピラティスは初心者や運動が苦手な方だけでなく、ダンサーや医療・リハビリの現場でも取り入れられてきました。

また、ピラティスにはマットとマシンという種類があり、さらにプライベートレッスンやグループレッスンなど、受講スタイルにも複数の選択肢があります。最近ではマシンピラティスが注目されていますが、本来の意味を理解すると、目的に応じてマシンを使い分けたり、自分に合ったレッスンスタイルを選ぶことの重要性にも気づけるはずです。

「ティラピス」「テラピス」といった言い間違いが多いことからも分かるように、ピラティスはまだ十分に意味が伝わりきっていないエクササイズとも言えます。だからこそ、流行やイメージだけで判断するのではなく、その意味や背景を知ったうえで取り入れることが大切です。ピラティスの意味を正しく理解することが、自分に合ったスタジオやレッスンを選び、長く続けていくための第一歩となるでしょう。

ピラティスの意味や考え方を知ったうえで、実際の動きや身体の変化を体験してみたい方は、まずは体験レッスンから始めてみてください。自分の身体に合うかどうかを確かめながら、ピラティスの魅力を実感していただけます。

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