FlexFit ピラティス・ワークアウト 綱島・大倉山

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ピラティスは「しなやかな身体づくり」、「姿勢の改善」、「体幹強化」などに効果的と言われます。こうした効果を得るためにポイントとなるのがインナーマッスルを鍛えることです。鍛えにくいインナーマッスルですがピラティスはその動き、身体の使い方などからインナーマッスルを強化する効率的なエクササイズと言えます。今回はインナーマッスルとは何か、なぜピラティスがインナーマッスルに効くのか、そしてインナーマッスルを鍛えることで得られるメリットをご紹介します。

そもそもインナーマッスル、アウターマッスルとは?

インナーマッスル

インナーマッスルとは身体の深層部にある筋肉の総称のことです。関節の位置を安定させ、関節を動かす際に正しい動きに導き、姿勢を保つ、内臓を支える、脊柱の安定化、そしてアウターマッスルの働きを補完するなどの働きをします。収縮する力は弱く、瞬発的な力を出すことはできません。約650種類もあるヒトの筋肉の約9割がインナーマッスルで、そのほとんどは触れることができない深層部にあります。身体を機能的に動かし、日常生活を健康に送るためにはインナーマッスルの強化が重要です。インナーマッスルは日常的には鍛えにくく加齢とともに衰えてしまうため、ピラティスのようなエクササイズで意識的に鍛える必要があります。

アウターマッスル

アウターマッスルとは身体の表層部にあるいくつもの大きな筋肉の総称のことです。「ムキムキな身体」と言われるような身体の表層部に目に見えて分かりやすい筋肉です。物を持ち上げる、走るといった身体の運動や日常的な活動を実現させ、関節を動かしたり、身体を外部から守るなどの働きをします。収縮する力が強く、瞬発的に大きな力を出すことができます。ウエイトトレーニングなどで負荷をかけることによって鍛えやすい筋肉ですが、内側のインナーマッスルが弱いと関節を痛めてしまったり怪我の原因になりかねません。まずはインナーマッスルから強化させましょう。

なぜピラティスがインナーマッスルの強化に効くのか

インナーマッスルはアウターマッスルのようにウエイトトレーニングで負荷を掛ければ効くという訳ではありません。インナーマッスルを鍛えるには負荷をかけ過ぎず、ゆったりと一定のリズムで行うエクササイズが有効です。また、呼吸と鍛えたい部位を意識することが大事です。

ピラティスではインナーマッスルもアウターマッスルも両方使って行いますが、特にインナーマッスルを鍛えることを重視しています。呼吸と姿勢を意識しながら軽度の負荷でゆったりと流れるような動きを行います。また単に身体を動かせばいいという訳ではなく、身体のすみずみまでをコントロールしながら力まずに、個々の骨格や筋肉など身体の構造に応じた正しい動きをする必要があります。

ただし個々の身体に応じて正しい動きを実際に行うのは簡単ではありません。ピラティスであれば個々の身体に応じた負荷や動きを設定したり、正しい動き・正しい身体の使い方をしているかをインストラクターにチェックしてもらうことが可能です。こうした一連のエクササイズだからこそ、ピラティスはインナーマッスルを強化しやすいと言えます。

インナーマッスルを鍛えるメリット

インナーマッスルを鍛えると姿勢の改善、痩せやすい身体づくり、身体パフォーマンス向上、不調改善、美しいボディラインづくりなどのメリットが得られます。

姿勢を改善させる

インナーマッスルは「姿勢保持筋」と呼ばれるくらい、正しい姿勢づくりに必要な筋肉です。長時間正しい姿勢を維持するためには、特に体幹のインナーマッスルである「腹横筋」、「横隔膜」、「多裂筋」、「骨盤底筋群」(この4種のインナーマッスルを総称して「コアマッスル」とも言われます)を鍛えると、背骨や骨盤を支え無理なく美しい姿勢を維持できるようになります。

太りにくく痩せやすい身体になる

インナーマッスルを鍛えると基礎代謝が上がり、太りにくく痩せやすい身体になります。基礎代謝とは活動をせずにじっとしていても消費されるエネルギーのことです。インナーマッスルは、姿勢を維持するために常に働いているため、基礎代謝に寄与する割合が高いと考えられています。また、筋肉の量が増えると基礎代謝が向上するため、インナーマッスルを鍛えることで基礎代謝を上げることができます。

身体パフォーマンスが向上する

インナーマッスルは骨格や関節の安定性を維持するため、鍛えることで身体のバランスや姿勢が改善されます。そうすると体幹が安定し関節の可動域が広がるため、日常生活やスポーツなどで身体がより効果的な動きを実現できるので、パフォーマンス向上につながります。また、インナーマッスルはアウターマッスルの動きもサポートするので、身体全体の筋肉や関節の動きがスムーズになります。

身体の不調が改善する

インナーマッスルが衰えると身体がうまく支えられなくなり、内臓があるべき位置に維持できなくなったり姿勢が崩れてしまいます。そうすると身体に無理が生じ、肩こりや腰痛を始めとした身体の痛み、内臓の不調、便秘、尿漏れ、冷えなど様々な不調が出る可能性があります。インナーマッスルを鍛えると内臓があるべき位置に戻り、身体が整うためこうした不調の改善に役立ちます。

ボディラインが整う

インナーマッスルが衰えると内臓を支えられなくなり下垂してしまいます。そのためインナーマッスルを鍛えると下垂してしまった内臓を正しい位置に維持できるため、ぽっこりお腹の改善に繋がります。また、バストアップヒップアップX脚・O脚の改善にも効果的なのでボディラインを整えることができます。

まとめ

ピラティスのエクササイズはインナーマッスル、アウターマッスル、双方に効きますが、特にインナーマッスルを鍛えることを重視しています。インナーマッスルを鍛えることで身体が整い、姿勢改善、痩せやすい身体づくり、身体パフォーマンス向上、不調改善、美しいボディラインなどの効果が期待できます。こうした効果は個々の身体に応じて正しい身体の使い方・動きを行うことが可能なピラティスだからこそ実現できます。ピラティスで身体を整えて健康的な生活を手に入れましょう♪

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