身体と心を整えるピラティスはストレス解消に最適! その効果とは?

現代生活は日々ストレスとの戦いです。特にここ数年のコロナ禍での行動制限などでストレスは溜まる一方です。多少のストレスは自然なことですし、個々の課題へ立ち向かうために必要なものですが、過度なストレスの中で無理をし過ぎると免疫力が低下して体調を崩しやすくなります。体調を崩せばパフォーマンスにも影響して・・・悪循環の始まりです。

体幹を鍛え、姿勢を改善し、柔軟性を高める、といったフィジカルな側面に注目されがちなピラティスですが、実は同時に精神安定・ストレス解消にも効果が期待できます。
今回はピラティスから得られるそんなストレス解消効果についてご紹介していきます。

呼吸法が心に働きかける効果

ピラティスでは主に胸式呼吸でエクササイズを行います。胸式呼吸は自律神経の交感神経に働きかけ、頭や身体を活性化させる効果があります。交感神経が活性化すると、アドレナリンというホルモンが分泌され、やる気が出たり前向きな気持ちになります。レッスン後にスッキリした充実感に溢れた気持ちになるのは呼吸の効果もあるでしょう。

ピラティスは呼吸を意識しながらエクササイズを行うので、動きの速度が安定し、心拍数や血圧が必要以上に上昇することを抑えられてリラックス効果を生み出すことができます。さらに、深い呼吸で心拍数を安定させ、血圧を下げ、筋肉をほぐし、脳への酸素供給を増加させるのでストレスや不安を軽減する効果をもたらす効果があります。

そもそも自律神経とは?
人間の身体にあるたくさんの神経の一つで内臓や代謝、体温といった身体の働きの調整をしてくれる神経です。その中でも心と身体を活発に動かす「交感神経」と、逆にリラックスして休ませる「副交感神経」がバランスを取りながら、ONとOFFの状態を切り替える様な働きをしています。この二つのバランスがうまく取れないと自律神経が乱れた状態となり、心身に支障をきたしてきます。

職場・学校での人間関係の悩み、仕事のプレッシャーなどによる精神的なストレス、疲労や生活習慣の乱れなどによる肉体的なストレス、様々な要因から自律神経は乱れてしまい、身体や心に異変を生じさせます。

動きが心に働きかける効果

一般的にピラティスを含む運動はコルチゾール*などのストレスによって分泌されやすいホルモンを減少させると同時に、脳から気分を高揚させ幸福感を得られる作用のあるエンドルフィンや、幸せホルモンとも言われるセロトニンというホルモンを増加させます。これらのホルモンは精神の安定、安心感、リラックス効果などのポジティブな効果をもたらしてくれます。

*コルチゾールは身体のバランスを整える必要不可欠なホルモンですが、慢性的なストレスによって過剰に分泌された場合に身体に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあります。

これに加えて、ピラティスはしなやかな身体を作るためにゆったりとした動きのエクササイズが多くなっています。ゆったりと、そして呼吸や動きへの集中をしながら行う動きが多いため、激しい運動をした時のようなストレスが少なく心地よさを感じられます。

また、特に背骨を意識する動きが多く、背骨を重点的に動かし姿勢を改善していくため、背骨の中の神経や髄液を刺激し、自律神経を整える効果が期待されます。

集中力が高まり自身の身体の隅々までを意識させることでの効果

ストレスの大きな要因の一つとなる過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことほど、心に占める時間が長くなりやすいです。ですが、ピラティスのエクササイズを行っていると、自然と脳が身体の動きに集中するので集中力が高まり、「今」に集中するため、他のことに気を取られなくなります。

インナーマッスルの強化による効果

ピラティスのレッスン後に感じる爽快感や高揚感はインナーマッスルを鍛えたことによって前述のセトロニンが分泌されたことも関係しています。インナーマッスルを鍛えることで身体の歪みが改善され、姿勢も改善します。姿勢が改善されるとしっかりとした深い呼吸ができる様になり酸素を多く身体に取り込むことができます。ピラティスの大事な要素であるインナーマッスルを鍛え、深い呼吸ができる身体を作ることで内臓機能を活発化させ、同時に自律神経も整います。

まとめ

ピラティスの効果は身体を引き締めたり、歪みを改善するだけに留まりません。自身の精神的安定を高め生活の質、QOL(Quality Of Life)を上げるために、そしてストレスフルな毎日を乗り切るために、身体の不調を整えるためにまずは体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?

ストレス解消に大きな効果を発揮するピラティス、まずは体験レッスンから受けてみませんか?

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