FlexFit ピラティス・ワークアウト 綱島・大倉山

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ピラティスでは様々な専門用語が使われています。とはいえ専門用語が飛び交うことに気後れする必要はありません。プロのインストラクターは受講される方が安心してレッスンに臨めるよう、分かりやすい説明を行います。また、分からない用語があれば遠慮なく質問して充実したレッスンになることが大事です。一方で色々な専門用語の意味を理解してレッスンを受けると、より効率的に早く結果が得られます。そして充実して楽しいレッスンにすることもできるでしょう。今回はそんなピラティスライフをより充実するために、ピラティスでよく使われる用語を解説します♪

ピラティスでよく使われる用語【動作編】

🔹 アーティキュレーション

→背骨を椎骨一つ一つごとに動かすこと

背骨は頭と骨盤との間に7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎、という24個の骨(椎骨)が連なって成り立っています。ピラティスで目指すしなやかな身体づくりにはこの背骨の柔軟性が不可欠です。そこで椎骨を一つずつ動かす意識を持つことが重要となります。マットに横になった際に「一つずつ背骨を床からはがすように持ち上げていく or 上から接するように下ろす」といった指導で行われます。椎骨を一つずつ満遍なく動かすことで、偏った使われ方による関節のストレスを減らしていきます。

🔹インプリント

→仰向けになり骨盤を後傾させてとるピラティスの基本姿勢

仰向けの状態で膝を90度に曲げ、床と腰の間に隙間が開かないように骨盤をやや後ろに倒して腰椎をマットに付ける姿勢です。腰部が反って負担をかけて腰を痛めないよう、腰を守るために行います。腹筋を働かせやすくなるので、腹筋が弱くて安定させられない方でも脚を浮かせるエクササイズなどを無理なく行えます。骨盤が安定する正しい姿勢、ニュートラルポジションと共に骨盤の基本ポジションとなります。

🔹エロンゲーション

→背骨の伸長、背骨の椎骨一つ一つを引き伸ばすこと

正しい姿勢で、身体の軸である背骨を頭頂部と坐骨(立位の場合は足底)で引っ張り合うように上下に引き延ばすことを指します。日常生活の様々な癖、悪姿勢、加齢などは背骨を縮こまらせ、更なる悪姿勢、体の歪み、痛みなどの不調が起こります。身体の深部から椎骨と椎骨の間に空間を作るイメージで背骨をを伸長させる意識を持つことで、背骨が本来の動きを取り戻しそうした不調を改善します。姿勢改善、体の左右バランス改善、歪み改善、動きの安定など様々な効果があります。

🔹Cカーブ

→骨盤から背骨までが「C」の形を描いた状態の基本姿勢

椎骨を一つ一つ屈曲させることで骨盤から背骨のラインが横から見ると「C」に見えることからCカーブと言われています。コアを最も意識しやすく、動作をキープする際によく行う姿勢です。仰向けになり呼吸を意識しながら腹筋を使って骨盤を後傾し、背中を床につけた状態だと分かりやすいです。感覚がつかめてくると座った状態でもできるようになってきます。

🔹スクープ

→腹部が背骨に向かってすくい取られるかのような動き

おへそを内側に引き込み、下腹部から胸の方へすくい取られるように引き上げるピラティスの基本の身体の使い方の一つです。アイスクリームをスプーンですくうかのように凹ませる動きのためスクープ(scoop: スプーンなどですくう、すくい上げる)と呼ばれています。幾層にもなっている体幹の多数のインナーマッスルに働きかけ、コアの強化に効果的です。

🔹テーブルトップ

→仰向けの状態で股関節と膝関節を90度曲げて行う基本姿勢の一つ

ピラティスの基本姿勢で、この姿勢から様々な動作に入るエクササイズが多いです。脚がテーブルの脚のように見えることでテーブルトップと呼ばれます。腰が床につく状態でなければいけないため、浮いてしまう場合は体幹を鍛える必要があります腰椎から骨盤にかけてニュートラルポジションを保つことがポイントとなります。

🔹ポイント-フレックス

→それぞれピラティスで使用される足の基本的な動き

ポイントは足のつま先を前へ伸ばした状態のことで、足首の底屈とも言います。足の甲を伸ばすイメージで、指を自然に前に伸ばす状態です。フレックスは足首を直角に曲げた状態のことで、足首の背屈とも言います。スネの筋肉を働かせて、指が反らせすぎないよう注意しながら踵を前に押し出すイメージで伸ばします。

ピラティスでよく使われる用語【部位編】

🔹ASIS / エーエスアイエス

→骨盤の一部である腸骨の前方上側にある骨の出っ張り部分

ASIS はAnterior Superior Iliac Spineの略で日本語で正式には上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)と言います。ピラティスでは骨盤を意識した動きを行う際に、骨盤のポジションをチェックするために使用されます。エクササイズ中は恥骨とASISをほぼ同じ高さで保つことが理想とされています。

🔹MP関節 / エムピー関節

→手足の趾骨と中足骨をつなぐ関節のこと

MP関節 はMetacarpophalangealの略で日本語で正式には中手趾節関節(ちゅうしゅしせつかんせつ)と言います。手足それぞれの指の付け根・手のひらに近いところに位置しています。足の場合、親指側と小指側、そしてかかとの3点でそれぞれアーチを描いているため、身体を支え歩行、走行、跳ぶ、など地面を蹴り出す動作ができます。そのためこの関節の安定性・柔軟性を強化することが様々な身体の動きを正確に行えるようになります

🔹胸郭

→胸椎、12対の肋骨と助軟骨、胸骨で覆われたカゴ状の部分

人の生命活動において非常に重要な心臓や肺などの臓器を守っているのが胸郭です。通常はなかなか意識しないため、硬くなりやすい場所です。そのため、胸郭の動きが悪いと呼吸や腕を伸ばす時などに前に飛び出したり持ち上がりやすくなり不良姿勢や肩こり・腰痛などの問題を起こします。胸郭の柔軟性を高めて正しい位置に置くことで、胸椎を安定させ姿勢を改善させます。またピラティスで重要な呼吸も胸郭を拡張させることが重要です

🔹胸椎

→24個の椎骨で構成される背骨のうち、背中の部分の12個の部分

12個の骨からなる胸椎は後湾していて肋骨に接続しています。他の椎骨より動きが少ない部分ですが、硬く動きにくくなると首・腰への負担が増え、また腕が上げにくくなったり呼吸が浅くなるなどの悪影響があります。また自律神経の通る場所のため、精神面などへの影響の可能性があります。

🔹コア

→体幹、また体幹部にある重要なインナーマッスル(コアマッスル)を指す場合もある

コア(=core – 中心、芯、中核)の文字通りヒトの体の中心である体幹の意味です。具体的には胸郭の底部から、前は左右の股関節を結ぶ戦まで、後ろは両臀部の下部までを指します。コアを強化することは正しい姿勢、身体の安定、動きの改善に欠かせません。ピラティスでは多くの動きがコアを鍛えるように設計されていて、全ての動きがこのコアから生み出されます。尚、使われる場面などによっては腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群の4つのインナーマッスルのみを指す場合も多くあります。また、ピラティスでは「パワーハウス」とも呼ばれます。

🔹スパイン

→背骨、脊柱

頭と骨盤との間に7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎で構成されたゆるやかなS字カーブを描いた24個の骨が背骨(医学用語では脊柱、脊椎)です。背骨は動かさずにいると、本来は前に丸める、後ろに反らす、捻る、横に倒すなど様々な方向に動かせる背骨が硬くなってしまいます。これにより肩こり・腰痛、不良姿勢、身体の不調、自律神経への悪影響などが起こります。そのためピラティスでは背骨の柔軟性が重視されています。背骨を正しい位置に保つ筋肉を鍛えたり、背骨を一つ一つ動かすエクササイズを行います。

🔹ニュートラルポジション

→ピラティスの基本姿勢で骨盤が安定する正しいポジション

ニュートラル(neutral)は「中立、中間」の意味で、背骨が自然なS字カーブを描き、関節がどこにも偏らず中間的なポジションにいることを指します。立位の場合、横から見て「くるぶし-膝-股関節(大転子)-肩(肩峰)-耳」がほぼ一直線、正面から見て「恥骨-右骨盤のへり-左骨盤のへり3点を繋いだ三角形の面が垂直に立っている」、「骨盤の左右の高さが同じ」「肩の高さが左右同じ」状態を指します。インプリントと共に骨盤の基本ポジションとなります。

まとめ

今回はレッスン中に特によく使われる用語の一部をご紹介しました。これまで漠然ととらえていた言葉の意味を理解してからレッスンに臨むと、新たな発見をしたり、より充実した時間を過ごせるのではないでしょうか。分からない言葉があればインストラクターに質問して更なる深みを目指しましょう♪

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