FlexFit ピラティス・ワークアウト 綱島・大倉山

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近年、ダイエット、ボディメイク、姿勢改善、体幹強化、不調改善、ストレス解消など、美容・健康の両面からピラティスの様々な効果が注目されています。有名モデルや著名アスリートがピラティスを行なっているSNS投稿は注目を浴び、街にはスタジオが続々とオープンするなど、ピラティスは一大ブームとなっています。更にピラティスに魅了され、より深くピラティスを知りたい、ピラティスを広めたい、そんな思いでピラティスのインストラクターを目指す方も増えています。一方、ピラティスの資格には国内外を含め多様な団体や流派が存在し、そのレベルや特徴はさまざまです。今回はそんなピラティス資格の難易度について、実際の資格団体の特徴を見ながら押さえておきたいポイントや、学習・サポート体制の重要性についてご紹介していきます。

ピラティス資格の基本と難易度を左右する要因

まずは、ピラティス資格がどのように構成されているのか、そして資格取得の難易度を左右する要因は何なのかを整理してみましょう。資格によってマットエクササイズのみを扱う場合や、リフォーマーをはじめとした各種マシンまで総合的に学ぶ場合など、内容が大きく異なります。

マット資格とマシン資格の違い

ピラティスの資格は大きく分けると、マットのみを扱うものと、リフォーマーやキャデラック、チェアなどのマインを含む総合的なプログラムに分類できます。マット資格は比較的学ぶ範囲が狭く、「始めやすい」という印象を持たれがちですが、インナーマッスルやアライメント(骨格の配列)の正しい理解が求められ、基礎知識が不十分だと難易度が高く感じることもあります。一方、マシンを扱う資格は学ぶ内容がさらに多岐にわたり、実技試験の課題数も増えることから、学習時間や実習時間の確保が難しくなるケースが多いです。

学習カリキュラムの充実度とサポート体制

資格取得を目指す上で重要なポイントの一つは、受講先となるスクールやスタジオがどの程度充実したカリキュラムやフォローアップ体制を用意しているかという点です。解剖学や生理学の理論を理解するための座学が丁寧に行われるか、インストラクターからの個別指導や相談が可能かどうか、実技練習や指導実習の場が十分に確保されているかなどは、難易度を体感的に左右します。同じ資格であっても、学習環境の整備状況によって合格までのハードルは大きく変わってくると言えるでしょう。

試験方式と試験範囲の広さ

資格取得に当たっては、筆記試験や実技試験、指導実践試験など、複数の形式が組み合わされるケースが多いです。さらに、国内資格なのか国際資格なのかによっても試験範囲の広さが異なります。英語の教本や試験問題を読む必要がある場合は、言語の壁がプラスアルファで加わることになるでしょう。信頼性が高い資格の場合、一定の国際基準に基づいているため、試験内容が幅広い傾向にあり、結果として高い学習意欲と計画的な学習が不可欠となります。

主な資格5団体の特徴と難易度比較

資格取得の上で一つの目安とするポイントは、その資格がPMA(ピラティス・メソッド・アライアンス 、ピラティス指導者の国際的な教育基準を定めているアメリカの非営利組織)の認定団体かどうかです。PMAは安全かつ効果的なピラティスの指導を目指して国際的に通用する教育基準を設定しています。そのため、PMAの認定団体資格を保持していれば国際的に通用するレベルと言えます(今回はPMA加盟団体のみの紹介となっていますが、PMAに加盟していない有名団体も多くあります。PMA認定であるかどうかはあくまで取得の一つの目安・参考としてください)。国内だけでなく国外での活動も視野に入れているのであればPMA認定資格を取得しておくと信頼性の証明になります。またスタジオによってはPMA認定団体資格の保持がインストラクター登録条件である場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

STOTT PILATES®(ストットピラティス)

STOTT PILATES® は「ピラティス界のアイビーリーグ(名門校)」とも評されている権威ある資格です。リフォーマーはじめとするピラティス製品の開発拠点メーカーでもあるMerrithew®(メリシュー)社が運営しています。解剖学的アプローチを重視し、現代医学やスポーツ科学の視点を取り入れたプログラムです。マット、リフォーマー、キャデラックなどの複数のコースに分かれており、段階的に資格を取得する仕組みが整えられています。実技・筆記ともに試験範囲は広く、学習量は少なくありません。難易度は中〜高レベルといわれ、しっかりと計画を立てながら取り組む必要があります。

PHIピラティス

PHIピラティスはフィットネスやリハビリテーションの要素を融合させた教育カリキュラムで知られます。解剖学やバイオメカニクスをしっかりと学習するため、理学療法的視点などの身体の機能改善にフォーカスした指導を行いたい方には向いています。試験内容は多角的で、指導実習の時間も一定以上の確保が必要とされます。難易度は高めで特にマットコースは最も難易度が高いとも言われています。実務で活かすための現場目線のトレーニングが充実していることが特徴と言えるでしょう。

FTPピラティス

FTPピラティスは海外で活動するインストラクターや理学療法士も多く受講しており、リフォーマーやキャデラックを含んだ幅広い実技と指導法をカバーしています。伝統的なピラティスのメソッドを継承しつつも、様々なフィットネスの要素を取り入れ論理的な理論と実践的な指導を重視しています。そのため学習時間は長めに設定されることが多く、難易度は中〜高水準に位置づけられます。コースによってはオンライン学習を取り入れているケースもあるため、自分のスケジュールに合わせて学べる点がメリットです。

BASIピラティス

BASIピラティスは解剖学や運動学に基づく科学的根拠と、身体の動きを芸術的に捉えるアプローチの両立を目指す団体です。ピラティスに科学的知識やスポーツ、ダンス、ヨガなどを組み合わせた独自の内容を展開し機能的な美しさは世界一とも言われています。段階的にマットやマシンを学ぶコース構成が多く、試験は筆記と実技を組み合わせて総合的に評価されます。理論を重んじる分、習得すべき知識量は豊富で、さらに実技の精度も求められるため、難易度は中〜高めと考えられます。計画的に勉強を進め、こまめに実技練習を行う姿勢が重要です。

バランスドボディ(Balanced Body)

バランスドボディは世界最大のピラティス機器のメーカーとして名高い一方で、トップメーカーとしての信頼と実績に裏付けられた最新の解剖学、運動学、生理学に基づいた教育プログラムとなっています。マットやリフォーマー、その他のマシンごとに細分化されたコースを選択できるため、自身の目的やレベルに合わせて段階的に学べる構成になっているのが特長です。試験は筆記や実技があり、一定以上の指導実習時間も必須となるため、難易度は中程度とされています。機器メーカーならではの視点を活かした実践的な指導法を学べるため、最終的にあらゆる場面で活用できる知識と技術が身につくでしょう。

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資格取得を成功させるための学習・サポートのポイント

上記でご紹介した団体はいずれも国際的に評価が高く、ピラティス指導の質を深く学ぶのに適しています。一方で、学ぶ範囲が広く実技試験や指導実習も充実しているため、難易度は高い水準にあります。ここでは、資格取得を成功させるために押さえておきたい3つのポイントをお伝えします。

解剖学やインナーマッスルへの深い理解を優先する

ピラティスのエクササイズは身体の内側を支えるインナーマッスルを使い、体幹を安定させることが要となります。そのため、例えば腹横筋や多裂筋、骨盤底筋群といった深層筋の役割を理解しなければ、正しい指導やアドバイスができません。各団体のプログラムでも解剖学の単元が必ずと言っていいほど組み込まれているので、解剖学やインナーマッスルに対する深い理解が必要です。試験対策だけでなく実際のレッスンでの活用を見据え、しっかり学習することが合格への近道です。

実技練習の機会を最大限に活用する

ピラティス資格試験では、筆記試験のみならず、実技試験や指導実践試験が課されることが多いです。教本で学んだ知識を、実際にどのようにクライアントや仲間に伝えられるかがポイントになります。そこで大切なのは、実技練習とフィードバックを繰り返すこと。学習仲間や先輩インストラクターと一緒に練習を重ねることで、自分では気づきにくい指導上の癖やエクササイズの精度を修正できます。こうした積み重ねが合格後の指導力にも直結します。

サポート体制が整ったスクール・スタジオを選ぶ


試験対策や学習計画のアドバイス、実技練習のフォローなど、受講者へのサポート体制は団体やスクールによって大きく異なります。また特に未経験の方などで受講条件に満たない方の場合は条件クリアに対してのサポートがあるかどうかも重要です。事前にスクール説明会や体験レッスンなどへ参加して、そうしたサポート体制やスクールの雰囲気を確かめることが重要です。一部のスクールやスタジオの中には指導が上から目線になっている…悪く言ってしまうとホスピタリティに若干欠けているという場合もあります。また、ピラティスインストラクターにとって資格取得はゴールではなくスタートです。資格取得後に継続的に学習できる環境があるかどうかも確認しましょう。

STOTT PILATES®インストラクター養成コース
当スタジオは横浜初のMerrithew®ホスティングセンターです。一人ひとりに寄り添ったサポートを行なっています。納得のいくまで様々な質問に一つひとつお答え、無料レンタルスタジオ、無料勉強会、レッスン研究といった技術面から通い方までの不安を手厚くサポート!更に資格取得だけでなく、働く機会も提供できるように努めています!

まとめ

ピラティス資格にはマットだけを扱うものから、リフォーマーなどのマシンを含めた総合的なコースまで幅広い種類がありますが、学習内容が拡張するほど取得難易度は高まる傾向にあります。なかでもPMA認定のプログラムとして知られるSTOTT PILATES®、PHIピラティス、FTPピラティス、BASIピラティス、バランスドボディはいずれも、国際水準の試験内容を備えており、解剖学や実技指導のスキルなどを総合的に習得することが求められます。しかし、高い難易度だからこそ、しっかりとした学習計画とサポート体制のもとで臨めば、資格取得後の指導力や信頼度も大きく向上させることができます。資格取得を通じて得られる専門知識とスキルを武器に、多くの人々の身体機能の向上や健康維持に貢献できる未来をぜひ目指してみてください。

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