FlexFit ピラティス・ワークアウト 綱島・大倉山

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ピラティスでよく耳にするワード「腸腰筋」。いまいちよく分かっていないという方も多いのではないでしょうか。腸腰筋はヒトが立ち上がったり歩いたりするときに欠かせない股関節の動きをサポートし、身体の中心部分を安定させ、また正しい姿勢を保つ際に重要な役割を担っている筋肉です。衰えてしまうと様々な身体の不調に繋がりかねない筋肉ですが、意識して鍛えることは難しい部位でもあります。そんな腸腰筋に対して効果的なアプローチができると注目を浴びているのがピラティスです。今回は腸腰筋の基礎知識から何故ピラティスで効果的に鍛えられるのか、さらに鍛えるメリットなどを解説していきます。

腸腰筋とは?

腸腰筋の役割と重要性

腸腰筋(ちょうようきん)は「腸骨筋」、「大腰筋」、「小腰筋」から成る総称で、骨盤の内側と腰椎から太ももの内側にかけて付着してるインナーマッスルです。その役割としてはまず骨盤を安定させながら、股関節の屈曲(太ももを持ち上げる動き)を可能にするという重要な働きを担っています。歩く・走る・階段を上がるなどの日常動作において、この筋肉がスムーズに動くことで脚の上げ下げがスムーズになります。また骨盤を前傾させて背骨の自然なS字カーブをキープする役割もあり、特に猫背改善に重要な役割を担います。更に、お腹や背中にあるほかのインナーマッスルと協調しながら、上半身と下半身をつなぐ“要”のような役割も担っています。そうして体幹部を安定させると、脚や腕など末端部分の動きもスムーズになり、全身のバランスが整いやすくなります。

腸腰筋の弱化による影響

現代社会では長時間のデスクワークやスマホ使用などにより、腰が丸まった姿勢をとり続けてしまいがちです。そうすると腸腰筋が硬直、あるいは弱化しやすくなり、股関節の屈曲、歩く・走る・上り下りするといった動作が思うようにいかず、転倒のリスクが高まります。また骨盤が後ろに傾き、上半身が前かがみになることで猫背になり、お尻が垂れてぽっこりお腹の原因にもなります。更に、腸腰筋は骨盤を支える重要な役割を担っているため、弱化することで骨盤周りのバランスが崩れ、左右差などの歪みにつながる可能性があります。こうした歪みは背骨や周辺筋肉にも影響が及び、腰痛、肩こり、首の痛みなど全身の不調を引き起こす原因になることもあります。このように、腸腰筋の弱化は身体全体に負の連鎖をもたらしかねません

ピラティスと腸腰筋

腸腰筋に的確にアプローチできる

ピラティスは腸腰筋に的確かつ効果的にアプローチしやすいエクササイズとして知られています。ピラティスは体幹の安定性を重視し、動作中に骨盤と脊椎の適切な位置を保つことを意識させます。その骨盤と脊柱を繋ぐ筋肉こそが腸腰筋であり、体幹の動きや姿勢維持に重要な役割を果たします。そして骨盤のニュートラルポジションや背骨の自然なS字カーブを保つようにしていくうちに、腸腰筋が正しく活用され、過剰に負荷がかかることなく機能します。更にピラティスの動作は腸腰筋を鍛えるだけでなく、柔軟性を高め、過剰な緊張を緩和する効果もあります。こうして腸腰筋が的確に効率的に鍛えられ、本来の役割を発揮しやすくなるのです。

呼吸との連動

ピラティスで大切にされるのが呼吸と動きの連動です。深い呼吸を行うことで横隔膜や肋間筋、そして周辺のインナーマッスルが活性化し、腸腰筋の動きもスムーズになります。呼吸を止めずに行うことで余計な力みが軽減され、筋肉の柔軟性が高まるのも大きなメリットです。

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腸腰筋を鍛えることのメリット

腸腰筋を鍛えることで得られるメリットは多岐にわたります。単に筋力がつくだけでなく、全身のバランスや動作の質、さらには心身の健康にまで好影響を及ぼすのです。

姿勢改善

腸腰筋がしっかり働いていると、骨盤の位置が安定し、背骨の自然なS字カーブをキープできるようになるため自然と背筋が伸びて姿勢が改善されます。猫背がちだった方も、腸腰筋を意識的に鍛えることで徐々に姿勢が良くなるでしょう。正しい姿勢を保ちやすくなると見た目の美しさだけでなく、呼吸が浅くなるのを防いで酸素をしっかり取り込めるようになるなど、身体機能の改善にもつながります。

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腰痛予防・改善

腸腰筋を鍛えることで、骨盤と背骨の安定性が高まり、腰への負担が軽減されます。反り腰や猫背によって引き起こされる腰痛のリスクが減り、既に腰痛を抱えている方でも症状の改善が期待できます。腰痛の原因の一つにはインナーマッスルの弱化も含まれているため、腰痛対策としても腸腰筋のトレーニングは有効です。

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運動パフォーマンス向上

スポーツや日常動作で脚を引き上げる、走る、飛ぶなどの動きには腸腰筋の力が欠かせません。腸腰筋が強化されることで、股関節周りの可動域が広がり、下半身の動きを滑らかにするサポートが得られます。さらに、体幹が安定することで重心移動がスムーズになり、素早く力強い動作が可能になります。結果として、ランニングやテニス、ゴルフなど、あらゆるスポーツのパフォーマンスが向上することが期待できます。

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精神的な安定

ピラティスは筋肉の使い方と同じくらい、呼吸法や心身の調和を重視するエクササイズです。深くゆったりとした呼吸を心がけながら腸腰筋を鍛えることで、リラックス効果が高まりストレスの解消にもつながります。腸腰筋がきちんと働いて姿勢が整うと、身体的な疲労感や倦怠感も減り、心も軽やかになるでしょう。身体と精神がバランスよく整うことで、日常生活の質が一段と向上します。

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まとめ

腸腰筋は、股関節の動きや姿勢の維持、腰痛の予防など、健康な日常生活を送るためうえで欠かせない重要な筋肉です。ピラティスで腸腰筋を意識的に鍛えていくことで、姿勢改善や腰痛予防、運動パフォーマンス向上だけでなく、精神的なリフレッシュ効果が得られます。ぜひ、この機会にピラティスを始めて腸腰筋を強化し、快適で健康的な身体を手に入れてみませんか。

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