FlexFit ピラティス・ワークアウト 綱島・大倉山

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2022年10月25日公開(2025年7月20日更新)

「ピラティスはどのくらい続ければ効果が出るの?」
「ピラティスを始めてみたけど変化を感じられない」

ピラティスを始めるとき、多くの方が気になるのが「効果はいつから出るのか」という点です。身体のためにピラティスを始めよう!と思ってもなかなか効果が出なければ、モチベーションも下がってしまいますよね。実際のところ、目的がボディメイクなのか、姿勢改善なのか、痛みの軽減など不調改善なのかといった目的によって効果の現れ方は異なります。今回はピラティスの効果が出るまでの期間やその道のりについて解説していきます。

ピラティスの効果とは?その多様な側面

ピラティスの効果、と一口に言ってもその内容は非常に幅広く、目的によって期待する変化も異なります。ここでは、効果を3つの視点から整理して紹介します。

身体の変化を感じる効果

ピラティスでは、インナーマッスルを中心とした筋肉を丁寧に使い、身体を内側から整えていきます。特に体幹の安定に関わるコアマッスル(骨盤底筋群、多裂筋、腹横筋、横隔膜)が活性化されることで、姿勢が整い、見た目にも変化が現れやすくなります。胸郭が開きやすくなり呼吸が深くなるので、ウエスト周りのシェイプアップとヒップアップが同時に進みます。これを継続することで、背中のラインやお腹まわり、骨盤の傾きなどが改善され、ボディラインがすっきりと感じられるようになります。早い人では8〜12回のレッスンで「鏡に映る立ち姿が変わった」と感じ始めることが多いですが、数値として現れるのは1〜3カ月程度を見込むと良いでしょう。

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不調改善としての効果

肩こりや腰痛、冷えやむくみといった慢性的な不調に悩む方にとっても、ピラティスは有効なエクササイズです。体幹のインナーマッスルや呼吸による腹圧安定を高め、脊柱のS字カーブと骨盤ニュートラルを再学習させることで、腰への負担を自然に軽減します。また肩周辺および体幹のバランス強化により、頭部を支える筋肉を安定させ、肩甲骨のアライメントが調整されることによって肩こりを和らげます。さらに骨盤や背骨の位置の改善は内蔵機能の向上や血流にも大きく影響を与える為、冷え・むくみ解消にも効果的です。こうした包括的アプローチにより、ピラティスは痛みの根本原因に働きかけ、慢性的な不調の改善や予防に非常に有効です。週2回ペースで4〜6週間続けると「朝のこわばりが軽くなった」「長時間座っても楽」といった変化を実感しやすくなります。

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メンタル面での効果

ピラティスは深く穏やかな呼吸とともに動作を行うことで、自律神経を整える効果もあります。呼吸法を意識することで副交感神経が優位になり、心拍数や血圧が安定しやすくなります。また呼吸のリズムに合わせて動くことでマインドフルネス効果が高まり、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑制されると報告する研究もあります。これによりストレスの軽減や睡眠の質向上といったメンタル面での変化も実感されることが少なくありません。始めた直後から「頭がスッキリした」と感じる人が多く、睡眠の質が改善し始めるのは2週間前後が目安です。

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効果が現れるまでの期間を左右する要素

10回のセッションで違いを感じ、20回のセッションで違いを理解し、30回後にはまったく新しい身体を手に入れるでしょう

これはピラティスの創始者J.H.ピラティス氏の有名な言葉です。この言葉にあるように、10〜30回継続していくことで徐々に変化を感じられるでしょう。もちろん、同じ頻度でピラティスに通っても、効果の出方には個人差があります。どのような要素が効果の実感時期を左右するのかを見ていきましょう。

レッスン頻度と継続期間

一般的に週2回のペースでピラティスを続けることで、約8〜12回(1〜2カ月)ほどで何らかの変化を感じ始める方が多いです。週1回の場合でも、3カ月ほど継続すれば、身体の使い方や姿勢の変化に気づけるでしょう。頻度が高いほど、筋肉への刺激が定着しやすく、早く効果を実感しやすくなります。ただし週4回以上など高頻度で行うと疲労回復が追いつかずフォームが乱れることも。特に初心者の方であればまずは週2回×8週(合計16回)を一つの区切りとし、身体の適応を確認しながら頻度を調整しましょう。

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レッスンの内容や質

ピラティス初心者の方や、運動経験の少ない方はマットピラティスよりもマシンピラティスの方が効果が早く出やすい傾向があります。マシンピラティスはマシン自体が動きをガイド・サポートするため、アウターマッスルに頼らず体幹を活性化しやすい点が特徴です。またグループレッスンよりもパーソナル(プライベート)レッスンの方がインストラクターの細かいチェックを受けられるため、やはり効果が早く出やすいと言われています。インストラクターは骨盤の傾きや胸郭の動きを細かくチェックし、適切なフィードバックを行います。結果として誤った癖が早期に修正され、効果の立ち上がりが加速します。

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日常生活の習慣

ピラティスの効果はエクササイズ中だけでなく、日常生活の姿勢や動作にも大きく影響します。長時間のスマートフォン使用や猫背姿勢が習慣になっていると、せっかくの効果が薄れてしまうこともあります。食事、歩き方なども身体の変化に関わってくるため、レッスン以外の時間の過ごし方も重要です。また睡眠時間も重要で6時間未満だと筋タンパク合成が低下し、せっかくの刺激が定着しにくくなります。更に重要なのは食事で、糖質に偏ったメニューが多いとインナーマッスルのエネルギー源である脂質代謝を阻害します。1日3食でたんぱく質をこまめに補給し、就寝前に胸式呼吸を5分行うと副交感神経が優位となりリカバリーが進みます。

効果の出方とタイムライン

ピラティスの効果は段階的に現れます。筋力と神経適応は2〜3週間で起こりますが、筋形態の変化は3カ月以降に表面化します。そのため短期間での変化を求めるより、長い目で見ることが大切です。ここでは、一般的に多くの方が感じる変化の目安を紹介します。

開始〜2週間:身体への意識の変化

レッスンを始めてすぐの段階では、身体の使い方に対する意識が高まります。初回レッスンから胸郭が広がり、背骨が伸びた感覚を覚える人が多いです。これは多裂筋が微細に働くことで椎間関節の圧迫が減り、脊柱起立筋の過緊張が解けるためです。また肩甲骨が安定しやすくなり、日常の立ち姿が軽やかに変化し始めます。こうしたことで呼吸が深くなった、姿勢に気をつけるようになった、という声が多く聞かれます。鏡を見ると立ち姿が変わったと感じる方もおり、これは体幹が少しずつ活性化し始めた証拠です。

1〜3カ月:筋力・柔軟性の向上

週2回のレッスンを継続して受けていくことで、インナーマッスルの働きが安定し、腹横筋や多裂筋を中心とした体幹の力がついてきます。また柔軟性も向上していくので身体の動きがスムーズになり、肩こりや腰痛などの改善も感じられるようになります。ヒップラインが持ち上がるケースも多く、パンツのサイズダウンを実感する方もいます。ストレスが減って眠りが深くなったという報告もこの時期によく見られます。

6カ月以上:ボディラインや代謝の変化

半年以上継続するとインナーマッスルが日常動作でも自然と働くようになり、基礎代謝の向上が期待できます。自然と正しい姿勢が定着し、骨盤や背骨のアライメントが整ってきます。その結果、ウエストやヒップのラインに変化が見られるようになります。基礎代謝も向上しやすくなるため、太りにくく痩せやすい身体づくりにもつながります。脊柱の柔軟性と安定性が両立し、バランス能力も大幅に向上します。

効果を加速させるためのヒント

ピラティスの効果を高めるためには、レッスン以外の取り組みも大切です。ちょっとした工夫で変化を早く感じることができます。

自宅での簡単なセルフケア

毎日少しだけでも良いので、レッスンで習った呼吸法や基本姿勢を自宅で復習することで、身体への定着が早まります。5分だけでも胸式呼吸と骨盤のニュートラル確認を行うと、体幹筋の神経入力が途切れません。呼吸のたびに肋骨が前後左右・上下に広がる感覚を意識し、横隔膜と腹横筋のハーモニーを保ちましょう。また立ち姿勢や座り方など、日常の中で意識するだけでも体幹への刺激は保たれます。

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目標の可視化と記録

身体の変化は客観的に記録していくとモチベーションにつながります。「姿勢写真」「ウエスト・ヒップ周径」「痛みスコア」を2週間ごとに記録すると、数値の変化が停滞期の励みになります。特に初心者の方は数値化で客観視すると継続しやすいです。同時に「疲れにくくなった」「肩の位置が揃った」などの体感的な変化も記録することで、日々の積み重ねが実感しやすくなります。写真は同じ服・同じ照明で撮影し、骨盤帯と肩ラインの傾きを確認すると客観性が高まります。さらに前屈で指先が床に近づいた、肩の可動域が5度広がったなど、微細な変化を数値化しましょう。数字は主観的な印象よりも成長を明確に示してくれます。

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他の運動や生活習慣との組み合わせ

ピラティスと相性の良い有酸素運動やストレッチを取り入れることで、血流が促進され、筋肉の回復が早まります。特にウォーキングやスイミングは下肢のポンプ作用を促し、むくみ改善にも有効です。また、睡眠の質や食生活を見直すことで、エクササイズの効果がさらに引き出されます。

信頼できるインストラクターに相談(初心者こそ大切)

信頼できる有資格のインストラクターの指導を受けることで効果の出方やその期間も変わります。インストラクターにフォームの癖や負荷設定を見直してもらうだけで新たな刺激が入り、停滞期があっても突破できます。質問を準備して臨むと、限られた時間でも実りが大きくなります。

まとめ

ピラティスの効果は、目的や身体の状態によって現れ方が異なりますが、正しく継続することで確実に身体と心に変化をもたらします。週2回のペースで3カ月ほど取り組むことで、多くの方が姿勢や不調の改善、ボディラインの変化を実感しています。焦らず、無理せず、身体の声を聞きながら進めることが、ピラティスを最大限に活かすポイントです。

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