ピラティスとマシンピラティスの違いとは?初心者向けに特徴と選び方を解説
2026年4月29日公開

「ピラティスを始めたい」と調べると、「ピラティス」と「マシンピラティス」という似た言葉をよく目にします。この2つは別のものなのか、それとも同じものなのか、初めての方には分かりにくいかもしれません。マシンピラティスはピラティスの一種であり、ピラティス全体の中に含まれるものです。しかし、近年はマシンピラティス専門スタジオが増えたことで、まるで別のエクササイズのように感じられることもあります。
ピラティスは姿勢改善や体幹強化、ボディメイクを目的としたエクササイズですが、マシンを使うのと使わないのでは身体へのアプローチ方法や得られる感覚に違いがあります。今回はピラティスとマシンピラティスの言葉の違いを整理しながら、その特徴や自分に合った選び方を分かりやすく解説します。
そもそもピラティスとは?マシンピラティスとの関係

まずは、「ピラティス」と「マシンピラティス」の関係を正しく理解することが大切です。ここを整理することで、自分に合ったピラティスが何なのかが見えやすくなります。
ピラティスはマットもマシンも含む総称
ピラティスとは、身体の深層部にあるインナーマッスルを意識しながら、姿勢改善や体幹強化を目指すエクササイズです。この言葉の中には、マットの上で行う「マットピラティス」と、専用マシンを使う「マシンピラティス」の両方が含まれます。つまり、ピラティスという大枠の中に、マシンピラティスというやり方があるのです。
別の運動ではなく、同じ目的を持つ方法の違いとして考えると分かりやすいでしょう。「ピラティス」と「マシンピラティス」は別物と思われることがありますが、実際には同じピラティスの中の選択肢の一つなのです。
→ピラティスそのものの基本を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
なぜマシンピラティスだけ別で呼ばれるのか
最近は「マシンピラティス専門スタジオ」が増え、独立したジャンルのように見えることがあります。専用マシンを使うことでエクササイズの見た目の印象が大きく変わるため、これまで一般的に知られてきたピラティス=マットピラティスとは別物だと感じやすいからです。また、SNSやメディアでも「マシンピラティス」という言葉が強く打ち出されることが増えました。
その結果、「ピラティス」と「マシンピラティス」が並列に認識されやすくなっています。しかし、実際にはマシンピラティスはあくまでピラティスの中の一つであり、特別に別の運動というわけではありません。
マシンピラティスとマットピラティス、共通する目的と異なるアプローチ
近年のマシンピラティスブーム以前は、ピラティスと言えばマットピラティスを指すことが多かったです。マシンピラティスとマットピラティスは、どちらも姿勢改善、体幹強化、ボディメイクなどを目指す点は共通しています。違うのは、その目的にたどり着くための方法です。
マットピラティスは自重を使って身体をコントロールし、自分で支える力や身体感覚を養います。一方、マシンピラティスはマシンの補助や負荷を活用し、より正確な動きを習得しやすくなります。目的は同じでも、進み方や身体へのアプローチに違いがあります。
マシンピラティスが注目される理由

近年は特にマシンピラティスへの注目が高まっています。なぜ今、多くの方がマシンピラティスを選んでいるのでしょうか。
初心者でも始めやすいから
マシンピラティスはマットピラティスに比べて、運動が苦手な方や初心者でもより取り組みやすく、また短期間で効果を感じやすいことが大きな魅力です。マシンが身体の動きをサポートしてくれるため、正しいフォームを身につけやすくなります。自重だけで姿勢を維持するよりも、無理なく動きを覚えやすいのが特徴です。自己流になりにくく、インストラクターの修正も受けやすい環境があります。初めての方でも安心して始めやすいという点が、多くの方に選ばれる理由になっています。
→ピラティス初心者の方向け完全ガイドの記事もチェックしてみてください。
SNSやメディアで目にする機会が増えたから
近年は、SNSやメディアでマシンピラティスを目にする機会が大きく増えました。有名モデルや女優、アスリートなどがトレーニングとして取り入れている様子を発信していることも、注目される理由の一つです。美しい姿勢やしなやかな身体づくりのイメージと結びつきやすく、「自分も始めてみたい」と感じる方が増えています。また、専用マシンを使うレッスン風景は視覚的にも印象に残りやすく、通常の運動よりも特別感があります。こうした発信が、マシンピラティスの認知拡大につながっています。
効率よく身体を整えやすいから
マシンピラティスはリフォーマー、キャデラックといった専用マシンを使うことで、狙った筋肉へ効率よくアプローチしやすくなります。特に、普段意識しにくく、そのため鍛えにくいインナーマッスルへ働きかけやすい点は大きな特徴です。
姿勢改善やボディラインづくりを目指す方にとって、変化を感じやすいことは継続のモチベーションにもなります。短期間で結果を求めるというよりも、正しい身体の使い方を身につけやすいことが重要です。結果として、無理のない自然な身体づくりにつながります。
→マシンピラティスの具体的な効果について詳しくは別の記事で解説しています。
自分に合うのはマシンとマットのどちら?選び方の考え方

「結局、自分にはマシンピラティスとマットピラティス、どちらが合っているのか」が一番気になるところです。ここでは、選ぶときの考え方を整理していきます。
初心者や運動が苦手ならマシンピラティス
初めてピラティスを始める方には、マシンピラティスが向いている場合が多いです。これは、マシンが身体の動きをサポート・ガイドしてくれるため、無理なく正しいフォームを覚えやすいからです。特に姿勢のクセが強い方や、肩こり・腰まわりの違和感が気になる方にも取り組みやすいでしょう。まずは身体の使い方を知るという意味でも、安心感があります。この「正しい身体の使い方を身につけられる」という点が、最初の一歩として選ばれやすい大きな理由の一つです。
手軽さだけでないマットピラティスの奥深い魅力
マットピラティスは、マット1枚あれば取り組めるため、自宅でも続けやすく、費用を抑えながら習慣化しやすいことが魅力です。しかし、マットの本当のメリットはそんな手軽さだけではありません。自重を使って全身をバランスよく動かすことで、体幹を中心としたインナーマッスルを鍛えやすく、姿勢改善やしなやかなボディラインづくりにもつながります。
また、自分の身体を支えながら動くことで、柔軟性や身体を細かくコントロールする感覚も養われます。日常動作の安定や、他の運動のパフォーマンス向上にも役立つ、基礎づくりとして優れた方法です。
→マットピラティスの魅力をさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
大切なのは「人気」ではなく「目的」
マシンピラティスが人気だからといって、すべての方に最適とは限りません。大切なのは、自分が何を目的にピラティスを始めるのかを明確にすることです。姿勢改善をしたいのか、ボディメイクを目指したいのか、運動習慣をつけたいのかによって、選ぶべき方法は変わります。
本格的なピラティススタジオでは、マシンだけでなくマットも活用しながら、一人ひとりの身体の状態や目標に合わせて最適なレッスンを組み立てることができます。特にパーソナルレッスンでは、その方に合った方法で効率よく理想の身体づくりを目指せるでしょう。悩んでいる方は、まずは体験レッスンに行ってみて、自分にはどういうやり方が合うのかをしっかり聞いてみるとよいでしょう。
まとめ
ピラティスとマシンピラティスは別のものではなく、マシンピラティスはピラティスの一種です。ピラティスという大きな枠の中に、マットピラティスとマシンピラティスがあり、それぞれ異なる方法で身体を整えていきます。マシンピラティスは初心者でも始めやすく、正しいフォームを身につけやすい点が魅力です。一方で、マットピラティスにも、自重で全身をバランスよく使い、体幹や身体感覚を養えるという大きなメリットがあります。
どちらが優れているという訳ではなく、自分が何を目的にピラティスを始めるのかが最も重要なポイントです。本格的なピラティススタジオであれば、マシンとマットの両方を活用しながら、一人ひとりに合った最適な方法を提案してもらうこともできます。まずは体験レッスンを通して、自分に合ったピラティスの形を見つけてみてはいかがでしょうか。
FlexFitでは、マシンとマットの両方を活用しながら、一人ひとりの身体や目的に合わせた本格的なピラティスをご提供しています。初心者の方も安心の体験レッスンをご用意していますので、自分に合う方法をぜひ実際に体感してみてください。







