ピラティスが向いている人・向いていない人とは?特徴や効果を解説
2023年1月12日公開(2026年5月31日更新)

ピラティスに興味はあるけれど、「自分に向いているのだろうか」「どんな目的の人におすすめなのだろうか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ピラティスはもともとリハビリをルーツとして発展したエクササイズであり、年齢や運動経験を問わず幅広い方が取り組みやすいことが特徴です。一方で、目的によっては他の運動の方が向いている場合もあります。
今回はピラティスが向いている人・向いていない人の特徴をご紹介するとともに、効果を実感するためのポイントについても解説します。ピラティスを始めるか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ピラティスが向いている人

この章では、ピラティスが特に向いている方の特徴をご紹介します。
女性らしいしなやかな身体になりたい人
ピラティスは健康的でしなやかな女性らしい身体づくりに最適です。胸式呼吸により、ゆったりとした動きを行うため、体幹のインナーマッスルが鍛えられ身体が内側から引き締められます。また、姿勢を改善し、柔軟性を向上させ、身体のバランスを整えるため、曲線的でメリハリのある女性らしいボディラインづくりをサポートします。
→ボディメイクにピラティスが向いている理由はこちらのコラムで解説しています。
姿勢を改善したい人(猫背・反り腰・X脚・O脚など)
ピラティスは普段なかなか意識できない身体の歪みをチェックし、筋力を高め柔軟性を向上させて左右バランスを整えます。そして正しい姿勢を無理なく維持する背骨周りなど体幹の筋力を鍛えます。そのため猫背や反り腰といった不良姿勢の改善に役立ちます。
また脚や骨盤周りの筋力を強化し、正しい姿勢・歩き方を無理なく保てるようにすることで、O脚やX脚の改善を目指すこともできます。
→ピラティスの高い姿勢改善効果は別の記事で詳しく解説しています。
痩せ体質になりたい人
ピラティスを継続して行うことで、太りにくく痩せやすい身体づくりを目指すことができます。身体の歪みを整え、インナーマッスルを鍛えることで身体を効率的に使いやすくなります。また筋肉量が増えることで基礎代謝の向上も期待できます。こうした積み重ねによって、健康的な身体づくりにつながります。
→ピラティスのダイエット効果については別のコラムで解説しています。
身体に制限がある人(怪我や病気、妊娠中・産後、高齢の方など)
ピラティスは元々リハビリが起源のため、怪我や病気で療養中の方でも、一人ひとりの状態に合わせたエクササイズを行うことができます。筋力アップや姿勢改善に取り組むことで、日常生活を送りやすい身体づくりにつながります。また将来的な健康維持や心身のリフレッシュにも役立ちます。
妊娠中の方には運動不足の解消、体重管理、リラックス、出産への体力づくりなどに役立つ場合があります。産後は骨盤周りのケア、ぽっこりお腹対策、肩や腰への負担軽減、育児による疲労対策などを目的として取り組む方も多くいます。高齢の方には健康的で自立した生活を維持するための体力づくりとしてもおすすめです。
※怪我や病気、妊娠中などの場合は、事前に医師へ相談したうえで行いましょう。
肩こり・腰痛などの不調をケアしたい人
ピラティスで体幹のインナーマッスルが強化されることで、体幹部が天然のコルセットのような役割を果たします。これにより身体の安定感や、機能的な身体の使い方につながります。姿勢の改善、柔軟性の向上、ストレス緩和といった効果が得られ、慢性的な腰痛や肩こりなどの身体の不調に対して予防や改善が期待できます。
※腰痛・肩こりの他、各種身体の不調や痛みは様々な疾患が原因の場合もあります。まずは医師に相談した上でピラティスを行うことが重要です。
更年期症状の対策をしたい人
更年期に多くの方が悩む様々な不調は、適度な運動習慣によって身体を整えることが大切だと言われています。ピラティスは呼吸と動きを組み合わせながら行うため、心身のリフレッシュにも役立ちます。
またピラティスで重視するコアマッスル(骨盤底筋群・多裂筋・腹横筋・横隔膜)の強化は、身体を支える力の向上にもつながります。更年期世代の健康づくりの一環としてピラティスを取り入れる方も増えています。
→ピラティスで更年期症状を緩和できる効果は別の記事で解説しています。
スポーツのパフォーマンスを向上させたい人
ボクシングの世界チャンピオンや、サッカーの世界的スター、プロ野球の阪神タイガースなど、トップアスリートもピラティスを取り入れています。体幹を鍛えて身体の軸がブレずに安定することは、多くのスポーツで良い成果につながることが期待できます。
また姿勢の改善や柔軟性の向上によって、関節の可動域が広がり、身体をよりスムーズに動かせるようになります。同時に怪我の予防にもつながります。さらに心を整える効果もあるため、安定した精神状態で競技に取り組むサポートにもなります。
ストレスを解消したい人
ピラティスは「動く瞑想」と言われるくらい、精神的なリフレッシュ効果が期待されています。ピラティスによる深い呼吸はリラックス効果があり、心拍数を安定させ、筋肉をほぐし、身体をリラックスした状態へ導きます。
またピラティスのエクササイズや、動作・身体に集中する意識(内観)が、自律神経を整え、集中力を高めることにつながります。そのためストレスの多い毎日を過ごしている方にとって、自分自身と向き合う大切な時間になるでしょう。
→ピラティスのストレス解消効果は別のコラムで紹介しています。
ピラティスが向いていない人

ピラティスは多くの方におすすめできるエクササイズですが、目的によっては他の運動の方が適している場合もあります。
すぐに結果を得たい人
ピラティスは継続して行うことで身体を整え、効果が得られるエクササイズです。続けていくことで少しずつ代謝が向上し、姿勢が改善し、筋力が付いてきます。そのため、「1週間で○kg減量」のような即効性を求める方にはピラティスは不向きです。
また急激に体型や体重を変化させることは、健康面でリスクを伴う場合もあります。長期的に見ると、ピラティスのようなエクササイズで時間をかけて身体づくりを行う方が、無理なく継続しやすいでしょう。
とにかく筋肉を発達させたい人
「とにかく筋肉を大きくしたい」という方は、ピラティスよりウェイトトレーニング(筋トレ)に重点を置いた方が効果的です。ピラティスは身体の深層部にある細くて長いインナーマッスルを鍛えるため、細く引き締まったしなやかな身体づくりに向いています。
ただし、ヒップアップやボディラインづくりなどを目指す場合は、ウェイトトレーニング(筋トレ)とピラティスの組み合わせが効果的です。ピラティスで関節の可動域の改善や柔軟性の向上を図り、そのうえで筋力トレーニングを行うことで相乗効果が期待できます。
ピラティスの効果が出ないと感じたら
ピラティスは継続することで身体の変化を感じやすくなるエクササイズです。効果を実感しにくい場合は、次のポイントを見直してみましょう。
最低でも3ヶ月は継続する
ピラティスが良い変化をもたらすには最低10回〜30回(週1回の場合で3ヶ月〜8ヶ月)は行う必要があると言われています。個人差はありますが、そのくらいの期間を経て身体意識の向上、筋肉量、体幹の強さ、バランス、柔軟性の向上などを感じ始める方も少なくありません。
そのため、始めて間もない場合はすぐに目に見える変化を実感できないこともありますが、まずは3ヶ月を目安に継続してみましょう。
頻度・回数、種類を見直す
ピラティスに取り組む回数が少ない場合は、無理のない範囲で増やしてみましょう。頻度や回数を増やすことで、身体の変化を実感しやすくなる場合があります。また、同じエクササイズだけを繰り返していると身体が慣れてしまうこともあります。新たなエクササイズに挑戦することで、身体の使い方に関する新しい発見が得られることもあります。
効果が出ないと感じた場合は、「何かを変えてみる」がポイントです。頻度・回数・エクササイズ内容を見直してみましょう。ピラティスのエクササイズが正しくできているか不安な方は、プライベートレッスンを取り入れることで新たな気づきが得られる場合もあります。
→ピラティスの効果を感じられる期間・回数についてはこちらの記事で紹介しています。
インストラクターに相談する
効果が出にくいと感じたら、まずインストラクターに相談してみましょう。しっかりとした資格を持ったインストラクターであれば、受講されている方の目的や希望に沿ったレッスン内容や、ご自宅で行えるエクササイズなどを提案してくれるはずです。
まとめ
ピラティスは心身を整えることを目的としたエクササイズであり、様々なニーズに対応できることが大きな魅力です。女性らしいしなやかな身体づくりや姿勢改善、健康的な身体づくりを目指したい方はもちろん、スポーツパフォーマンスの向上やストレスケアを目的とする方にもおすすめです。
一方で、短期間で大きな変化を求める方や筋肥大を最優先したい方は、筋力トレーニングなど他の運動との組み合わせを検討するのも良いでしょう。大切なのは、自分の目的や身体の状態に合った方法で継続することです。ピラティスが自分に合うか知りたい方は、まずは体験レッスンから始めてみてはいかがでしょうか。
FlexFitでは、お一人おひとりの身体の状態や目的に合わせてレッスンをご提案しています。「自分にピラティスが向いているのか知りたい」「姿勢改善や身体づくりを始めたい」という方は、ぜひ体験レッスンへお越しください。経験豊富なインストラクターが丁寧にサポートいたします。







